Webサイト制作の現場からすると、コンサルタントの仕事内容というのは難しそうな印象があるとおもいますが、下流工程の業務を担当するデザイナーやエンジニアのかたにとってもチームで仕事をするうえで役に立つ汎用的なスキルがあるので書籍「コンサル一年目が学ぶこと」から一部をご紹介しようとおもいます。
議事録の書き方
議事録でたまに話した内容をすべて書こうとする方がいますが、かなり大変ですよね
まずは議題(話し合いたい事)を箇条書きにして、前もって参加者あてに共有しましょう。事前に送っておくと、参加者は内容について考えることができ、打ち合わせを本来の目的である議論の場として有効活用できるので、backlogなどのプロジェクト管理ツールに書いてURLを送るのがオススメです。
また、議事録に残すのは「決まった事」「決まらなかった事」「TODO」の3つです。これらを簡潔に書いて参加者に送り、齟齬がないかを確認してもらうまでが議事録を書く方の役割です。
というかこの3つの結論(仮でもいいので)をだすために打ち合わせするといっても過言じゃないので、特にファシリテーターはこの3つを意識して打ち合わせに望むのがよいかなと思います。
考え方そのものを考える
2つめはなかなかトンチのきいた表現ですが、これも重要なことです。
例えば何らかの課題があったとして、何も考えず闇雲に手を動かしてしまうと、返って無駄なことをやっていたという事はありませんか?
そうならないためにも、まずはどうやってその課題を解決していくのか、そのプロセス・段取りから考えましょう、ということです。
さらにそのプロセス自体を関係者間で合意をとっておくことで出戻り作業を極力減らすことができます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。コンサルの仕事術ということですが、コンサル以外の仕事をしている方にとっても生産性を高めるのに役立つテクニックかとおもいますので、ぜひ取り入れてみてくださいね(^^)